投資信託の購入リスクは?購入元が破綻したらどうなるの?
これから投資信託の購入を考えているけど中々1歩を踏み出せないでいる皆さん。
「投資信託を購入して、もしも販売会社が破綻したらどうするの?」
「積立NISAをしたいけど、本当に安全なの?」と不安に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今日はそんな皆さんの疑問についてお話していきたいと思います。
購入面でのリスクに対する考え方
先日現実社会の友人より、上記の質問を受けました。
どうやら積み立てNISAと来年からの新NISAに興味を持っているようですが、本当に安全なのか、安心できるのか、低リスクなのか、という所が気になっているようでした。
ここで1点ポイントなのは、投資信託はあくまで投資であり、投資上でのリスクはどうしてもつきものという事。
しかし、投資上の値上がり・値下がりに関するリスクと、販売会社が破綻した時にどのような取り扱いになるのかは全くの別問題。
ここは完全に分けて考えなければなりません。
リスクの方向性
まず僕の友人も気にしていた、破綻時の補償について
結果からいうと、投資信託は販売会社が破綻しても、運用会社が破綻しても信託財
産には何の影響もありません。
これは信託財産は、あくまで信託財産として運用期間の財産とは別に管理がされている為となっています。
もっというなら、銀行の補償上限は元本1000万円までとなっていますので、銀行に分散せずに預けている事と比べると、僕の中ではよっぽど安心感があると思っています。
では次に、「本当にノーリスクなの!?」「絶対に儲かるの!?」という質問についてです。
まず、投資信託はあくまで投資です。
その中でインデックスファンド(指数に連動する運用、低リスク)とアクティブファンド(インデックスファンドを上回る成績を目指すもの、高リスク)があり、出来る限り安定感のあるものに内容を理解した上で投資する事が重要だと思います。
(内容を理解した上でアクティブファンドに投資する、という事であればそれはそれで1つの考え方だとも思います。)
で、ここでお伝えしたいのは、過去の統計により限りなく安定感があるものも有る中で、100%と利益は絶対にありえないという事。
絶対何が何でも100%の確立で1円も損したくない!という方は正直銀行に預けていた方が良いと思います。
利率のとても良い楽天銀行だと300万円預ければ3000円の利息が貰えます。
あくまで投資だという事を念頭に置いた上で、ご自身の許容範囲内で上手くお付き合い頂くのが良いと思います。
ちなみにですが、僕は、家族5人で現在320万円投資信託を購入しています。
購入銘柄は、下記の3点です。
1,eMAXIS Slim 全米株式(オールカントリー)
2,eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
3,SBI・V・全米株式
全てインデックスファンドで、なんの面白みもないくらい、ありきたりなチョイスです。
本当はオールカントリー1択でも良かったのですが、銘柄をあえて3点分けているのは、マネーフォワードで管理をする上で数字の伸びの違いを実感したかったからです。
試験的な意味合いですね。
さいごに
投資である事は踏まえつつ、破綻時のリスク等々は気にせずに気楽に運用していけたら、良い投資ライフが送れるのではないかなーと個人的には思っています。
僕はそれで現在とても気楽ですが、破綻時の補償がなければ多分それは1歩を中々踏み出せずにいたのではないかと思います。
これを機会に一緒に小金持ちを目指しましょうw
ということで、今日はここまで。
では、またね。